人は完璧じゃないからこそ感謝できる
私を大切に育ててくれた両親や兄弟、関わってきてくれた友達。
人はなぜ感謝するのだろうと考えたとき、それは相手が「完璧」ではないからだと思う。
自分の支えになっている人、支えてくれた人を思い浮かべてみる。
次にその人たちが自分にしてくれたこと、力になってくれたことを思い浮かべる。
特に家族が一番、分かりやすい。
家族一人ひとりにもそれぞれやりたいこと、過去に捨てた夢はある。
私を憎たらしいと思ったことも、もう嫌だと思ったこともあるかもしれない。
それらの気持ちを捨て、抑え込んで私を育ててくれた。
だからこそ、私は感謝するのだと思う。
感謝してもしきれないほどの感謝を。
友達だってそうだ。自分が間違ったことをしたときには、けんかになるかもしれない、言い合いになるかもしれないにも関わらず、めんどくさがらずに向き合ってくれる、注意してくれる。
心の中では、「めんどくさい」、「またこいつ変なこと言っている、している」と思っているかもしれない。
にも関わらず、私を正してくれるし、支えてくれる。
だから、私は感謝するのだと思う。
そんな返しても返しきれないほどの恩恵を時にはあだで返すような私を大切にしてくれる。
その見返りのない恩恵に少しでも答えることができるように、日々、私は感謝の気持ちを忘れずに少しでもみんなの支えになり、恩返しをしていきたい。