無理をしているあなたへ
私の妻は、今の仕事を辞めたいと言いつつも、義務感や辞めることへの怖さからだろうか、無理して続けて、うつ病になりました。
私も今の仕事で精神的に危ない時があり、その時は運が良く、異動となり環境が変わったのでなんとかなりました。
皆さんは、毎日の生活どのように送っているでしょうか?
学校は楽しいでしょうか、職場ではやりがいを感じ良い人間関係を作れているでしょうか、家庭は明るいでしょうか。
妻が仕事でうつ病になり、私も仕事で精神的に不安定になった時、何の為に生きているのかわからなくなりました。
私は、妻と過ごす時間が1番大切な時間です。
仕事よりも、他の時間よりも、どんな時間よりも私の大切な時間です。
しかし、心を擦り減らし、無理を続けていると、その大切な時間でさえも楽しめなくなりました。
大切な人のことも大切にできなくなります。
皆さんの1番大切な時間はどんな時間でしょうか。
今、皆さんが生活の中で、無理をしているなら、皆さんにとって、大切な時間を楽しめなくなってきているのなら、学校だって、仕事だって、辞めていい、いや、むしろ一刻も早く辞めたり、休んだりした方が良い、私はそう思います。
進路や家族、経済的に厳しいと思う方もいるかもしれません。
ですが、、少し考えてみて下さい。
あなたの人生はあなたのものであり、主役はあなたです。
もちろん、大切な者のために頑張ることはいいことだと思います。
しかし、自分を殺し無理をし続けると、大切な人たちのことさえも大切にできなくなります。
自分を大切にしないと他人を大切にすることはできません。
人生は金がすべては本当か? 心理学から徹底解説!!
「世の中はお金がすべて」という言葉皆さんも耳にしたことがあると思います。
それを聞くたびに「そんなことはない!」と願望交じりで反撃したくなりますが、実際はそうなのでしょうか?
今回は人生においてお金がどれだけ私たちの人生(幸福度)に関与しているのかについて心理学の視点から解説していきたいと思います。
収入は増える→不幸は減るが幸せは増えない
ブリティッシュ大学の研究から収入は増えても不幸(面倒ごと)は減るが幸せ(幸福度)は上がらないことが分かっています。
確かに何か事件に遭遇してしまったときにはお金があればすぐに解決できることが多いですよね。
しかし、それは幸せとは言えませんよね。つまりお金は不幸でない状態にしてくれるだけなのです。
マイナスから0にしてくれる
しかし、例外でお金を手に入れることで幸福度を大幅に向上させるタイプの人がいます。
それが自分のことを総合して不幸だと思い込んでいる人です。
そういった人はお金を多く手に入れることでマイナスから0の状態へと駆け上がることができます。
しかし、やはりそこからプラスになることはありません。
つまり、ここから言えることは不幸をゼロにすることは幸せになることではないということです。
2種類の幸せ お金で買えない幸せとは
幸せには2種類あることを皆さんはご存知ですか。
①期待からの幸せ(記憶)
②目の前の幸せ (経験)
この①の記憶の幸せは収入が上がることで感じることができます。つまりお金で感じることができます。
しかし、②の経験の幸せつまり、その時その時に味わっている幸せはお金があっても途中で頭打ちになってしまいます。
あとがき
人によって幸せを感じる瞬間は異なります。しかし、プラスに感じる幸せはお金では頭打ちになります。
お金では買えないプラスになる幸せを自分の生活の中でどれだけ見つけ出し、つかみ取るかが重要となってきます。
お金がくれるものは何か、一言で言えばそれは、安心感でしょう。
安心感を得ることはできますが幸せはやはり、お金がではなく、日々の生活の中で自ら見出すものということを心理学が再認識してくれました。
恋愛を長続きさせる・終わらせないための6つの方法 心理学
皆さんには、今、今後の人生を共に歩きたいと思えるような素敵な人生のパートナーはいますか?
今回はそんな素敵なパートナーと恋愛を長続きさせる、終わらせないために気を付けることを紹介していきます。
もし、あなたがパートナーができてもすぐに終わってしまうという方にも必見です!
ネガティブを減らすのではなく、ポジティブを増やす
ケンカが多いほど仲が良いという言葉がありますが、心理学的に言うと根拠はありません。
男女が関係を長続きさせるためには、二人でどれだけ楽しいことをしたかが関係
していることが分かっています。
二人の間にどれだけトラブルがあったのかはさほどないのです。
したがって、ネガティブなことを減らそうとするよりも、ポジティブなことを増やそうと努力することが効果的であることが分かっています。
ポジティブ:ネガティブ=5:1
男女の関係において、ポジティブとネガティブの理想比は5:1であることが分かっています。
あなたがもし、相手を傷つけてしまって、「ごめん」と謝っただけでは、ポジティブは全く足りません。
あと4倍は相手のために何か行動することをお勧めします。
期待しない方がいい・妥協しろは嘘
よく、「結婚は妥協」や「相手に期待しない」などという言葉を耳にします。
しかし、相手に高い理想や期待を持つことはカップルを長続きさせることが分かっています。
しかし、片方が相手に一方的に理想を押し付けるのはよくありません。
ここで大切なのは、両方が相手の理想に近づこうとすることです。
お互いの人間関係をSHARE
パートナーを束縛して、パートナーの異性との関係を切るといった人が良くいますよね。
実はあれは、逆効果であることが分かっており、離婚率、破局率ともに向上させるのです。
関係を長続きさせたいのであれば、あなたとあなたのパートナーの友達を紹介し合って、他の人たちを巻き込むことです。
そうすることで、周りの人々があなたとあなたのパートナーとの関係を応援してくれます。
「相手が自分を幸せにしてくれる」は絶対ダメ
パートナーが自分を幸せにしてくれるという考えがどちらにあるとほぼ確実に関係が終わってしまいます。
人が幸せを感じる上限は実は遺伝子で決まっています。
したがって自分の幸せは自分の中でしか見つけることはできなのです。
重要なのは、自分が相手を幸せにするといった気持ちをお互いが持つことです。
楽しさよりも興奮!?
先ほど、二人でどれだけ楽しいことをしたかが関係を長続きさせるためになると紹介しました。
確かにそうなのですが実は「楽しさ」よりも「興奮」を二人で共有し方がより、効果的であることが分かっています。
楽しさ・リラックスを重視したデートをするカップルとスリル・興奮を重視したデートをするカップルの関係の持続率の統計を取った実験があります。
実験の結果はスリル・興奮を重視したデートをするカップルの方が持続率が高かったのです。
スリル・興奮を感じるためには新しいことをしたり、二人で普段やらないことに挑戦してみたりすることが最適でしょう。
そうすることで、「マンネリ化」を防ぐことができるのです。
ポジティブ思考の落とし穴
「ポジティブにならなくちゃ」「前向きに考えよう」と無理にポジティブになろうとしていませんか。
実はそれが最終的に自分を追い込むことになるということが最近の心理学で分かってきました。
私たちは物事をどのようにとらえ、生活していくことが最も望ましいのでしょうか。
無理にポジティブになる→うつになる確率が上昇
何事もネガティブに考えてしまうという方は結構いますよね。
そんな人が無理にポジティブに考えようとすると、自分のネガティブさや不幸さが際立って感じ、うつになる可能性が高くなるということが分かっています。
ポジティブ思考がプラスに働く場合
これだけを聞くとポジティブ思考が悪いものだと思えてくるかもしれませんがそうではありません。
あくまでも”無理に”ポジティブになろうとすることがいけないのです。
極まれに本当にほとんどのことを素で前向きにポジティブに考えることができる「根っからのポジティブ思考」の人がいます。
そういった人は無理にポジティブ思考になろうとせずに自然なポジティブ思考なので、いわゆる不安の少ない理想の考え方といえるでしょう。
このように”無理のない無意識”のポジティブ思考は生活から無駄な不安を取り除いてくれます。
ネガティブ思考も武器になる!?
ここで皆さんに知ってほしいのは、必ずしもポジティブ思考=良 ネガティブ思考=悪
ではないということです。
確かに、先ほども挙げた、根っから何事もポジティブに考えることができる人はうらやましいです。
しかし、ネガティブ思考にもプラスの面があり、大切なのはその思考をうまく利用することなのです。
思考は感情からできます。ネガティブ思考は怒りや悲しみ、不安などの感情から生まれます。
感情は無理に抑え込もうとするとき最も本人に牙をむきます。無理に感情を抑え込もうとするのではなく、抱いた感情を認めてあげて、利用しましょう。
具体的な感情の特徴
それでは感情は具体的にどのように利用すればいいのでしょうか。
ここでは怒りと落ち込みの2つの感情について紹介していきます。
怒り
怒りはよく「ミスを増やす」や「判断能力を鈍らせる」といわれますよね。
しかし、実は、これらは心理学の面からみるとちゃんとした根拠はありません。
むしろ怒りという感情は集中力・想像力を向上させることが分かっています。
怒りを感じたときには、無理に抑え込もうとせずにあなたの何か頑張っている別のことに向けてみればより良い成果が出るかもしれません。
落ち込み
誰でも落ち込むことはあります。そんなときに自分を無理に奮い立たせ、空元気を出すことは、あなたをかえって苦しめることになります。
落ち込んでいる時は分析能力や観察能力が上がります。
あとがき
このようにポジティブにもネガティブにも裏表があり、大切なのは自分が感じた、考えたことを否定、無理に変えようとせず、それぞれのいいところを利用することが大切です。
自然に感じたポジティブはそのままで、ネガティブな考え感情は消すのではなく、何か自分のやりたい別の方向に向けて利用する。そうすることでありのままの自分と向き合うことができ、幸福度も上がります。
運がいい人の特徴 運がよくなる方法とは
あなたの周りにどう考えても運がいい人っていますか?
私の周りには何人かいます。
実は、そういった人たちには共通の特徴があったのです!
今回は、運のいい人の特徴について紹介していきたいと思います。
運がいいは思い込み!?
「自分は運がいい」と思っている人は、周りの人たちから客観的に観ても運がいいと思われていることが多いということが分かっています。
それでは、自分が運がいいと思っている人、悪いと思っている人の違いは何なのでしょうか。
ここで、自分は運がいいと思っている人と自分は運が悪いと思っている人の特徴を見てみましょう。
自分は運がいいと思っている人
・問題に直面した時に問題を対処しようとする
・新しいものを受け入れる
・好奇心が高い
・外向性が高い
自分は運が悪いと思っている人
・問題に直面した時に問題から逃げようとする
・古いことにしがみつく
・感情の浮き沈みが激しい
・外向性が低い
「自分は運が悪い」→交通事故の確率上がる!?
自分は運が悪いと思っている人はものごとをネガティブにとらえがちな傾向にあります。
また、ネガティブに物事を考えることが多いと、交通事故にあう確率が高いということが分かっています。
これは、運転中にネガティブなことに目が向き、全体が見えないからだと言われています。
例えば、「横こすらないかなあ」と運転していて、歩行者に気づかないといった感じです。
このように運は自分が運がいいか悪いかという思い込みで決まるということが分かっています。
それでは自分は運がいいと思うためにはどうすればいいのでしょうか。
自分は運がいいと思う方法
結局、運がいいか悪いかは大半が性格で決まります。
しかし、性格を変えることはそう簡単なことではありません。
ここでは自分は運がいいと思い込むための方法を2つ紹介します。
運動する
運動すると人はメンタルが向上することが分かっています。
メンタルが向上するとネガティブなことに目が向かなくなります。
そうすると、運も次第に良くなってくるのです。
ラッキーアイテムを持つ
2つ目はラッキーアイテムを持つということです。
何人かのプロゴルファーにラッキーボールだと伝えて打たせた場合と何も伝えずに打たせた場合の成績を比較したという実験がります。
結果はラッキーボールだと伝えられたボールを使ったときの方が成績がいいというものでした。
つまりラッキーアイテムを持つことで「自分はいま運がいい」と思い込むことで成績が良くなったのです。
まとめ
運をよくするためには「自分は運がいい」と思い込むことがカギのようです。
元々の性格で運がいい人はいます。しかし、工夫をすることで少しでも自分の運がいいと思えるようにしていきましょう。
そうすれば誰でも運をよくすることができるのです。
人は完璧じゃないからこそ感謝できる
私を大切に育ててくれた両親や兄弟、関わってきてくれた友達。
人はなぜ感謝するのだろうと考えたとき、それは相手が「完璧」ではないからだと思う。
自分の支えになっている人、支えてくれた人を思い浮かべてみる。
次にその人たちが自分にしてくれたこと、力になってくれたことを思い浮かべる。
特に家族が一番、分かりやすい。
家族一人ひとりにもそれぞれやりたいこと、過去に捨てた夢はある。
私を憎たらしいと思ったことも、もう嫌だと思ったこともあるかもしれない。
それらの気持ちを捨て、抑え込んで私を育ててくれた。
だからこそ、私は感謝するのだと思う。
感謝してもしきれないほどの感謝を。
友達だってそうだ。自分が間違ったことをしたときには、けんかになるかもしれない、言い合いになるかもしれないにも関わらず、めんどくさがらずに向き合ってくれる、注意してくれる。
心の中では、「めんどくさい」、「またこいつ変なこと言っている、している」と思っているかもしれない。
にも関わらず、私を正してくれるし、支えてくれる。
だから、私は感謝するのだと思う。
そんな返しても返しきれないほどの恩恵を時にはあだで返すような私を大切にしてくれる。
その見返りのない恩恵に少しでも答えることができるように、日々、私は感謝の気持ちを忘れずに少しでもみんなの支えになり、恩返しをしていきたい。
ストレスは悪じゃない 幸福度を上げてくれるストレスとの付き合い方
ストレス社会の真っただ中、皆さんはストレスとどのように付き合っていますか。
ストレスは本人が気づいていない間に少しづつたまっています。
しかし、ストレスは人体に悪いことばかりではないことが最近の研究で分かってきました。
今回はそんなストレスとどのように付き合っていけばより幸せな生活が送ることができるのか紹介していきます。
ストレスは悪ではない?
ストレスと聞くといいイメージはありませんね。
しかし、最近の研究で、ストレスは人に良い影響も与えていることが分かってきています。
警官が犯人ではなく人質を誤って売ってしまったなんてことはよく耳にしますよね。
実は不安でドキドキしている警官ほど間違って人質を売ってしまう確率が低くなることが分かっています。
また、不思議なことに人は全くストレスがない状況下では生きていけません。
幸福度はストレスや不安を日常的に感じている国ほど高い傾向にあるということも分かっています。
ある程度のストレスは人生を豊かにするうえで必要だということが分かります。
「ストレス避けよう」→うつになる
それでは、もし、皆さんが避けれるだけのストレスを避けたとしましょう。
結論を言いますと、うつになる可能性が高くなります。
人はある程度のストレスを感じていないと幸福感を感じることができなくなります。
つまり、ストレスを避けようとすれば、それだけ、人生の意味も見つけることができなくなるのです。
取るべきストレスを選ぶ
ストレスには2種類あり、どちらもストレスには違いはなく、蓄積され、溜まると身体に悪影響を及ぼします。
しかし、人生を幸せに感じるためには最低限のストレスは必要です。
ならば、自己嫌悪・自己否定に陥る悪いストレスよりも、自分の成長に必要な最低限のストレスを取った方がいいでしょう。
上司に怒られるような場合はなかなか避けようがないかもしれませんが、できるだけそのようなときにも自己嫌悪・自己否定に陥らないようにしましょう。
そして、自分の成長に必要ないと思ったストレスはなるべく取らないようにしましょう。
2種類のストレスについても書いてあります↓↓↓↓